日本オステオパシーメディスン協会
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▼ オステオパシーに関するご質問

 
オステオパシーとは?
 
オステオパシーの特徴は?
 
禁忌症はありますか?
 
危険はありませんか?
 
保険は使えますか?
 
医療・他の代替療法との併用は可能ですか?
 
 

≪ オステオパシーとは? ≫

 

1874年にアメリカ人の医師・A.T.Still博士によって考案された、手技を特徴とする自然医学です。
症状や疾病は自然治癒力が妨げられた「結果」であると考えます。
この自然治癒力が正常に働くためには、
身体を作り上げている、触れることができるあらゆる器官と組織
(筋骨格系・内臓系・頭蓋仙骨系とそれらを繋ぐ筋膜と血管・神経・リンパ管)と
その機能(動き・体液循環・神経伝達・内分泌などの働き)が調和している必要があります。

オステオパシーでは症状という結果にとらわれず、
自然治癒を妨げている、正常に働けていない器官と組織を触診を通じて全身から見つけ出し、
適切な手技で必要な調整・矯正を加えることで、
器官・組織のリズムや働きを取り戻し、自然治癒の発動を促します。

 
 

≪ オステオパシーの特徴は? ≫

 

◆ 自然治癒力の正常化
オステオパシーでは、
人間に本来備わっている自然治癒力が正常に働いていれば、
たとえ一時的にバランスを崩しても自己調整・自己修復を行うことが出来ると考えます。

つまり、症状や疾病は自己調整能力が十分に働いていないことの結果であるため、
それ自体はアプローチすべき対象ではないのです。

◆ 繊細な触診と手技
器官や組織の機能不全は「動きの質の変化」として現れます。
その小さな動きの変化を触診によって確認し、
その状態を修正するのに必要な手技を選択します。

◆ 全体を視野にいれた施術
全体の調和を目指すには、全体を視野に入れる必要があります。
主訴が頭痛の場合でも、緊張が強いからと頭だけみていれば良い訳ではありません。
身体は全て繋がっており、部分の問題は全身に波及する可能性があるのです。

◆ 症状の緩和だけでなく全体の調和
オステオパシーでは目先の症状を消すことだけを目的としません。
人間は身体的・精神的・霊的な部分で調和がとれてこそに健康を保つ事ができ、
自然治癒を妨げている原因をその人全体から見つけ出し、
自己調整能力が再び動き出すのに必要十分なきっかけを与え、
心身が自ずと然るべき状態に戻れるよう、
根本的な解決へのサポートを行うことを目的とします。
目指しているのはこの「全体の調和」であり、
症状はその過程で消えていくものです。
しかし、だからと言ってつらい症状を放置する訳ではありません。
もちろん症状の緩和も行いますが、目的は全体の調和なのです。

◆ 個々人の状態に合わせたカスタムメイドな施術
誰かと同じ症状を抱えていたとしても、原因まで同じとは限りません。
また、今日と一ヵ月後では同じ人でも状態は変わっています。
毎回同じルーチンワークではなく、
その人にその時必要な適切な援助を行います。

◆ 世界で認められる高い効果と安全性
欧米諸国では広く認知されており、
WHO(世界保健機構)からも高い評価を得ています。

 

 

≪ オステオパシーの現状は? ≫

 

発祥の地であるアメリカでは、
オステオパシー医師はD.O.(Doctor of Osteopathy)と呼ばれ、
手技だけでなく手術や投薬も可能であり、
医師(M.D.=Medical Doctor)と並ぶ国家資格として認められています。
ヨーロッパでは手術や投薬などの医療行為は許可されていないものの、
国家資格としては認められており、一般的にも広く認知されています。
日本においては、残念ながら国家資格としても認められてはおらず、
まだまだ認知度も低いことは否めません。

 
 

≪ 禁忌症はありますか? ≫

 

重度の高血圧や動脈硬化・動脈瘤・血栓症など、
特に血管に関わる疾病をお持ちの方は必ず施術者にその旨を申し出てください。
また出血を伴う外傷や骨折の場合は、まずは病院で処置を受けてください。
オステオパシーでは外傷や骨折そのものに対して調整を行うことはありませんが、
傷害部位とその周辺の組織に残った緊張を取り除くことは可能です。
組織の緊張は血液循環に影響を及ぼし治癒を遅らせる可能性があるため、
病院での処置後にオステオパシーに基づく調整を行ったことで、
外傷や骨折が通常より短い時間で完治したと言うケースも報告されています。

 
 

≪ 危険はありませんか? ≫

 

オステオパシーに基づく施術は緻密かつ繊細で、
基本的には身体に害をなすようなことはありません。
しかし、「自然治癒力を促進する」という性質上、
治癒に向かう過程で一時的に症状が悪化したかのような、
あるいは今までにない症状が現れる「好転反応」が起こる可能性はあります。
これは、身体が覚えてしまっているそれまでの古い間違ったパターンを崩し、
より良い新しい状態に適応していく際に起こる生理的な反応で、
痛み・発熱・湿疹・下痢などの症状を伴う可能性がありますが、
これは身体が変化していくために必要な反応でもあります。
よく「もみ返し」と「好転反応」が混同されますが、
もみ返しは強く組織を刺激されたために不必要な炎症が起こっているだけで、
好転反応とは全く異なります。

 

 

≪ 保険は使えますか? ≫

 

欧米諸国とは違い、
現在日本ではまだ医療としては認められていないため、
残念ながら保険をお使いいただくことはできません。

 
 

≪ 医療・他の代替療法との併用は可能ですか? ≫

 

オステオパシーと医療は競合するものではありません。
米国のオステオパシー医科大学の研究で、
小児の中耳炎を薬のみで治療した場合と、
薬とオステオパシーを組み合わせた場合では、
オステオパシーを組み合わせた方が明らかに治癒が早く、
再発率もはるかに低かったという報告もあります。

他の代替医療においても、特に自然治癒力に働きかける療法であれば、
基本的にはお互いの効果を相殺することはなく、
場合によっては相乗効果が期待できるかもしれません。
しかし、手技療法の場合は施術者の考え方や手法があまりに違うと
施術の効果を半減させてしまう可能性もないとは言い切れません。

 
 
 
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